銀杯

 老人福祉法が施行された1963年度に100歳の誕生日を迎えた人は153人。半世紀で対象者が約200倍に増え、今年度 は3万2400人(推計値)に増加。財政難の中で「節約」を選択し、厚生労働省は来年度から高齢者に贈る「銀杯」の材質を純銀から銀メッキに見直す方針を固めた。都道府県に意見を聞いたうえで正式に決める。
6年前にサイズを縮小して費用の削減を図ったが、純銀製の銀杯(直径約9センチ)は単価約7600円で、予算は約2.7億円。