ロボット

 Google Research が開発した AlphaGo がプロ棋士を次々と薙ぎ倒しています。
http://gihyo.jp/book/pickup/2016/0012 は所謂2045年問題に言及し、ダボス会議は技術の発展で、今後5年間に500万人が失業し、200万人の新規雇用が発生すると予測しました。
 作曲するソフトも出現、剽窃能力も有り、著作権で揉めたりしてます。近い将来、ソフトが書く小説も出るとか。単能ソフトが凄い勢いで発展しています。
 脳味噌を電算機に擬して考えるならば、其最終的な動作機序は全く解っていない様に見えます。
過去に現れた人間の「天才」には呉清源も居ればアインシュタインも居り、ダ・ヴィンチも居ればダリも居ます。電算機が人間の或一部の傑出した能力を凌駕できても、其れ等の特異な能力を電算機が「創造的」に作り出すかには未だ疑問が沢山有ります。
 或種の思想は、工業発展に芸術等の感性が不要と言い兼ねない様に見えます。ロボットが芸術を解し、宗教・哲学の問題を解決する様な将来展望は有るのでしょうか。人間が発明したロボットが人間を不必要にする社会を実現する? 何かが変です。