水素

 東京都水道局が朝霞浄水場(埼玉県朝霞市)で水道水消毒の塩素製造工程で発生する水素をエネルギーとして再利用する実験を新年度に始めると発表しました。水素燃料電池車向けに供給しCO2排出量削減につなげるもので、こうした試みは全国初といいます。
 従来は製造過程で大量に発生する水素の利用方法が無く、大気中に拡散させていました。
 水素の都内水素ステーション供給が実現すれば年間3千台分を供給出来るといいます。

 全国の年間上水道供給量は約150億㎥、朝霞浄水場は日量170万㎥なので、全国の浄水場が同じ事を実行すれば24倍の水素が出来て7.2万台分になる計算(間違いがなければ!)ですが、朝霞以外の方法で塩素を調達している浄水場も有るでしょうから実際は分かりませんが・・・