耳障り

 「耳障り」には「五月蝿い、聞こえが悪い、不愉快」等のニュアンスが有ります。「耳障りが好い」は「手触りが好い」と似ているので、能く誤用されます。では「耳障り」の反対意味を持つ言い換えは? 共同通信社のルールブックでは「「耳当たりが好い」を推奨しています。
 例の爺さんは複数語尾「たち」と「ら」の使い分けに物凄く神経質です。「たち」には「尊敬・丁寧・親密」等の語感が有り「ら」には明白に「侮蔑・優越」の語感が感じられるそうです。序でに「『ら抜き言葉』なんてな、餓鬼ンチョ (私註・多分昭和10年代) の頃から使ってらぁな」ですと。