紳士の国

 英国のEU残留派・ジョー・コックス下院議員が殺害される事件が起きました。言語道断な事件が、あの「紳士の国」英国で起きたのも意外ならば、其後の動きには感心しました。
 残留派と離脱派双方が、お悔やみと共に暫時運動を控える声明を出した事です。
 どの国にも色々な賛成派・反対派の争いは珍しくありませんが、斯うした事件直後に両派が運動の一時停止をしたというのは今迄寡聞にして知りません。
 此態度は「紳士の国」の体面を保持するのに大きく貢献したと思います。