屋敷林

 関東の古い民家敷地に見られる屋敷林に欅を用いたのが有ります。夏は台風の風除けとなり、冬には葉が落ちて効率よく日照が得られます。

 明治24 (1891) 年に東北本線が全通しましたが、冬期は積雪の為に列車の立ち往生が相次いだので、1893年野辺地駅構内を含む水沢~青森間の41か所に日本初の鉄道防雪林が整備されました。 平成25 (2013) 年、120周年を記念して「のへじ祇園まつり」の開催に合わせ8月にライトアップを行いました。

 北海道では冬になると平原地帯では道路も辺りの田畑も区別の付かないノッペラボウの積雪に見舞われ、山地では山の肌を削った道路が完全に積雪で塞がれたりしますので、色々な防雪柵を設けます。道路から適当な距離に適当な形式の柵を適当な角度で取り付け、風向を制御して道路の積雪を最低限に抑えます。