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電卓

 オール電子式の最初は、昭和37 (1962) 年に英国の Bell Punch社が発売した Anita Mk 8と謂われます。当時の価格で約 $1,000でした。
 日本での最初は昭和39 (1964) 年3月のシャープ・フルキー形式のCS-10Aでしょう。トランジスタを530個、ダイオードを2,300個使用し重量25kg、価格は当時で53.5万円、大卒男子の初任給が2.4万円、新車の価格が54万円でした。翌年、重量16kg、価格379,000円のCS-20Aが出ました。
 昭和46 (1971)年、オムロンがワンチップLSIを使い49,800円という当時の電卓の価格相場の半額程度でデスクトップ電卓Omron 800を売り出し大きな反響を得ました。
 1972年8月にカシオは12,800円という当時の相場の1/3という低価格で楽にポケットに入るカシオ・ミニを発売しました。
 昭和58 (1983) 年4月にカシオは厚さ0.8ミリのクレジットカードサイズの電卓SL-800を発売しました。あまりに薄いことから、持ち運びには折れ曲がらないよう神経を使わなければなりませんでした。この電卓は、20年にわたる電卓の小型化、薄型化の流れの終着点ともいうべき電卓であり、現在MOMA (ニューヨーク近代美術館) の永久保存品として保管されています。
 今では乾電池不要な太陽電池式のカード電卓等が百均に並んでますね。