気象予報士

 TVには人気の高いお天気キャスターが沢山居ますね。
 彼らの「解説」は、専門の気象関係機関の発表に基づいての限りでは資格は要りませんが、本人が独自に天気予報をするなら気象予報士の資格が求められます。
 第1回気象予報士資格試験は1994年8月28日に実施され、22年が経過、今では約1万人の気象予報士が居ます。試験科目は
予報業務に関する一般知識 8項目(60分間)
予報業務に関する専門知識 8項目(60分間)
実技試験 3項目(記述式)…各75分間
 で、可成り難しく、有名なお天気キャスターが2回目の受験で合格し「晴れて」気象予報士に成ったのは話題になりました。合格率は、第1回試験の18%を最高に年々低下しており、最近では5%を割り込むことも多くなりました。
 最年少合格では、2012 (平成24) 年に中1男子、2015 (平成27) 年に中2女子の合格が今迄の記録でしょう。
 国家試験は、最初が一番易しく、回を追う毎に難しく成ると謂われますが、中年に成ってからアマ無線の資格を取った例の爺さんもそう云ってますから、本当なんでしょうね。多分、年々新知識が要求される様になるとか、同じ様な出題には問題が有るというのが原因でしょう。