笠戸丸(Wikipedia)

明治33 (1900) 年、英国で竣工、6,000トン、平均速度約10ノット。
明治38 (1905) 年、日露戦争に依り旅順港内で擱座中を日本海軍に移籍し「笠戸丸」と改名。
明治39 (1905) 年、ハワイへ移民646人を運ぶ。
明治41 (1908) 年、ブラジルへ第一回移民781人を運ぶ。
明治45 (1912) 年、民間に払い下げ。
昭和20 (1945) 年8月9日、ソ連軍により捕獲、乗組員を下船させ「数人の病人を乗せた侭」カムチャツカ沖で空爆沈される。戦後も乗組員はシベリア抑留となる。
昭和33 (1958) 年、ブラジル移住50年記念切手に姿を印刷。
昭和50 (1975) 年、なかにし礼作詞・浜圭介作曲、北原ミレイ唄『石狩挽歌』の歌詞に笠戸丸が出てくる。
平成20 (2008) 年、ブラジル移住100周年記念の500円硬貨に姿が彫られる。