プラネタリウム

 世界初のプラネタリウムは大正12 (1923) 年にドイツで誕生した「カールツァイス1型」です。4500個の恒星と5つの惑星運行再現が出来ました。

 日本で初めてプラネタリウムが設置されたのは14年後の昭和12 (1937) 年で、大阪市立電気科学館(現:大阪市立科学館)に設置されました。更に20年後の昭和32 (1957) 年、千代田光学精工(株)(現:コニカミノルタプラネタリウム(株))が、初の国産プラネタリウムを完成しました。

 和歌山大学客員教授大平貴之さんは小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、 日本大学大学院理工学研究科精密機械工学専攻中に、アマチュアでは例のないレンズ投影式プラネタリウム「アストロライナー」の開発に成功、平成20 (2008) 年6月には投影星数2200万個のSUPER MEGASTAR-IIを発表しました。平成24 (2012) 年には世界初の移動式全天球プラネタリウム「SPACE BALL」(テレビ東京主催)を開発プロデュース。東京国際フォーラムで34日間にわたり開催、全回満席(計4万人)となり、当日券売場に長蛇の列が出来ました。