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チタン

 地殻の成分として9番目に多い元素ですが、さほど高くない集積度や製錬の難しさから、金属として広く用いられる様になったのは比較的最近です。
 生産地は偏在しており、1997年のシェアはオーストラリア - 35.9%、カナダ - 21.0%、南アフリカ共和国 - 17.9%、ノルウェー - 6.1%です。
 金属チタンの製造は、プロセスが複雑で鉄鋼の様に連続生産が出来ないため、製鉄よりも費用が掛かり高価になります。線材段階でトン当たり500万円位、冷延ステンレス鋼板は凡そ30万円です。
 色々な用途が有りますが、化学的に安定であるのと生体に馴染み易いので外科的に使われる事例も多い様です。似た様な用途ですが、金属アレルギーを起こし難く、銀などの貴金属と比べると頑丈で安価なチタンは、常時身に付けるタイプの装身具等の材料として人気が有ります。
 鋼鉄の比重は約8、チタンのそれは約4.5以下、チタン合金の強度は高張力鋼と同等という事で、チタンフレームの自転車が人気ですね。