海軍はスマート?

例の爺さんが来宅して酔っ払ってオダを上げました。

 大日本帝国陸軍は野暮ったいが海軍はスマートだったと言うのが実体を知らない人々の間では定説の様だが、其れは士官以上の話で、海軍の少年兵の待遇は人間扱いではなかったと言う話も有る。本当の所を知らないで忖度をするのは往々にしてデマの元と成るから用心が要る。尤も、俺の意見も独断と偏見の塊だから偉そうな事は言えない。
 不思議なのは、海軍が「半年や1年ならば兎に角、2年3年となれば全く確信は持てぬ」と明言しているにも関わらず開戦を決断した当時の偉いさんの態度だな。挙句の果てに兵站無視のお陰で「餓島」なんぞの悲劇を発生させたなんぞ、理解に苦しむ。我軍が食うや食わずで戦って居た現地ではアメ公の兵隊たちが後方支援のお陰で飯はたっぷり、場合に依っては酒も飲んでたというんだからな。遺骨も還らない戦死者を思うと理屈抜きに泣けて来るのよ。
 米国の当局者は開戦決定の瞬間から勝利の場合を考えて日本語通訳者を大幅に増員教育したんだからな。どっちが「敵を知り・・・」孫氏の信者か分かったもんじゃ無ぇや。