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私の幼時の記憶

 或晩、私が玄関近くの天井に浮かんで居り、前方斜め下に此方を向いた母の縫い物姿を見た記憶が有りますが、夢なのか幽体離脱なのか判然しません。明治時代に東大教授が或女性の千里眼の証明に失敗しましたが、彼が二重盲検法を知って居れば結果は違ったかも知れません。
 フロイトは夢判断に科学的な分析を加えた学者と承知しています。夢で有名なのは膀胱が満タンに成った時にトイレを探すと言うものですが、どの夢でも何時も判然した理由が思い合わされるとは限りません。其処で色んな解釈が成立します。未開民族(とは限らないらしいんですが)の中には、夢の中に故人が現れる例が有るのを捉えて夢は霊界との交渉であると信じる種族も有ります。学者にせよ、占い師にせよ、夢の内容や機序の解釈は真に興味の有るもので興味は尽きないでしょうが、之が決定的と言う説明は未だ無い様なので、一層の確定的な証明の議論が出る事を期待しています。