成績

 15,6年前の話ですが、コロラドデンバー公立校先生の昇級は生徒の成績次第、年間最高1500$(約15万円)の格差という記事が有ります。日本も似た様な事を遣ったら、何年も経たないで生徒・学生の成績は世界一に成るでしょう。

 大学教授の成績は、学生の論文引用が世界中で通用する様に指導した結果に依る。勿論、教授が其論文を盗用したのがバレれば即、馘首。学生は希望大学に全入とし、全ての科目を無料で受講出来る。但し、最大履修期間を過ぎても国内で実力有る専門家の引用者が出る論文が出せない場合は強制退学とし、履修期間1年に就き500万円の損金支払義務を負う。
 事情が有って大学研究が出来ない人が論文を認められる為に、然る可き人材を擁する無料査読委員会を国が設置する。
 高校の先生は、其担当教科が生徒に能く理解されて希望の学校(大学、専門学校等)卒業後も優秀な成績である事が証明された場合、デンバー公立校の例に依り特別昇級、或は特別昇格。
 小・中学校の先生は、事情の有る生徒・児童を真っ直ぐに育てた証明が有れば、特別昇級或は担当の希望が容れられる。其先生の努力は最大限助成され、助成可否の判定は校長に在り、不適当な判断が証明されれば、校長は即、馘首。
 てな風に簡単には行かないでしょうね。ま、昔は通用した、講義録を10年間使い回しする様な不届き者(が居たというのは伝説かな)は居なく成ると思いますが。

 2000(平成12)年7月17日に、 現役大学生 (入学当初と思いますが) は小学生レベルの算数で正解者は半分以下、中学生レベルでは問題によっては1割という新聞記事が有りました。
 2016(平成28)年現在、大卒ホヤホヤの青年の大部分は一人前と見られないのが常識と、或評者が云ってます。