耕而至天


 「耕而至天」耕して天に至る棚田は平地の少ない所で発展した智恵ですが、日本中には有効に利用されて居ない土地は例えば倒産したゴルフ場、休耕地など幾らでも有るのではと思いますが。智慧を絞れば、既存資源を利用した産業効率の向上は決して夢ではないでしょう。最近は会社組織で成功している農業も広がりつつ在る様ですし。

 人口900人(2016年5月推計)で、年間32億円稼ぐ馬路村なる村が高知県に在ります。柚子産業で有名な村で、其売上高は1988年の1億円から2014年には32億円へと増加しました。
 一寸古いニュースでは、落ち葉を一大産業に育て上げた村も在ります。
 知恵を働かせれば、小さな村でも立派に大きく経済振興出来る事が有るんですね。


 序ですが、漢詩は韻を踏みますね。漢詩の実際は何十年も前に一寸齧った程度ですが、北京語の漢字音は一字一音として余り間違いは無く、其気に成れば現在の北京音を覚えるのにそんなに困難は有りません。
 北京語での発音と、現在日本で行われて居る発音には相当の関連性が有るので、其要領を覚えれば、新出の漢字でも発音では凡その見当が付く様に成ります。例えば日本語の「ろう=郎」では北京語で「lang=郎, 浪, 朗, 狼, 🐺」といった具合です。
 只、日本には無い構音法も有るので (北京語のlは英語のlに似た発音です)、所謂四声 (イー yī 一、イー yí 移、イー yǐ 乙、イー yì 益) 等ははちゃんとマスターしないと訛が酷い事に成ります。