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地球全球凍結仮説

 29億年前、24億年前、7億年前の3回、全球凍結が有ったという仮説が有ります。凍結から抜け出せたのは、火山活動に由来するCO2などの温室効果ガス蓄積が挙げられています。生物は、凍結しなかった深海底や火山周辺の地熱地帯の様な、一定の温度が保たれる場所で生き長らえてきたと考えられています。
 誕生以来、地球の表面の大半は海に覆われ、長い間は大きな陸地が無かったとされています。ところが約27億年前に大規模な火山活動があり大陸が急激に成長し、この大陸が大量に供給した金属イオンによって二酸化炭素が炭酸塩鉱物として固定される様になり、大気中の二酸化炭素濃度が大幅に低下し、温室効果が低下した地表は寒冷化して原生代初期のスノーボールアースが始まったというのです。最終的に厚さ約1000mにも及ぶ氷床が全地球を覆い、スノーボールアースに至り、この状態は数億年~数千万年続いたとみられるそうです。
 凍結中も火山活動による二酸化炭素の供給は続けられ一気に氷床の解凍が始まり、短く見積もった場合には数百年単位で極地以外の氷床が消滅して、気温は約40℃まで上昇したと推定されています。温暖化した気候の影響により大規模な嵐や台風が頻発する様になりました。
 是等は氷河堆積物の解析から推定されるそうです。