執行されない死刑など

 死刑が確定したあとに再審によって無罪となった冤罪事件は免田事件、財田川事件、島田事件、松山事件の4件。

事件名   被告人 (逮捕時の年齢)      経過
免田事件  免田 栄 (23歳)   逮捕~無罪判決 約34年6ヶ月
財田川事件 谷口繁義 (19歳)   逮捕~無罪判決 約33年11ヶ月
島田事件  赤堀政夫 (25歳)   逮捕~無罪判決 約34年8ヶ月
松山事件  斎藤幸夫( 24歳)   逮捕~無罪判決 約28年7ヶ月

 2016(平成28)年7月21日現在の死刑確定囚130名(最高裁に判決訂正を申し立て中の被告、執行停止中の死刑囚を含む)。
 2016年10月5日現在、94名が再審請求中。
 死刑囚の証言が、共犯者の判決に影響を与える可能性があるため、複数の犯人による事件では、共犯者の裁判が終わるまで執行されない実態が有る。