レコードの歴史 (Wikipedia)

 1877(明治10)年12月6日 世界初のレコード(円筒式)を、エジソンが発明したが、実用化には程遠かった。
 同年、エミール・ベルリナーが、後のレコードプレーヤーの原型である円盤式蓄音機「グラモフォン」を作り、最終的に市場を制した。明治
 78回転/分盤(SP)がデファクトスタンダードとなった。SP盤は全てモノラル録音。収録時間は直径10インチ (25cm) で3分、12インチ (30cm) で5分。
 1948(昭和23)年6月21日、ポリ塩化ビニール市販レコード(LP)がコロムビア社から発売された。直径12インチ (30cm) で収録時間30分。
 1949年、RCAビクター社が「45回転盤」とも「ドーナツ盤」とも呼ばれるシングル・レコードを発売、1940年から1960年代迄、最大2000枚を自動交換して自動演奏するジュークボックスが全盛を極めた。
 1982(昭和57)年10月1日、日本でソニー、日立、日本コロムビアが世界初のCDプレーヤーを発売。収録時間はカラヤンの第九で74分に決まったが、後に99分迄伸びたのも出た。
 1986(昭和61)年、販売枚数ベースでCDがLPを追い抜く。

 北海道日高支庁新冠郡新冠町に、これ迄に全国から寄贈されたレコードが967,057枚(平成27年11月30日現在)という「レ・コード館」が在ります。