ロボット

 1977年、安川電機が日本初の全電気式産業用ロボット『MOTOMAN-L10』を開発、それまで職人技であった溶接作業のロボット化に成功する。
 1970年代から80年代には日本メーカーが産業用ロボットを続々と開発し、自動車産業の発展を支えた。その後、半導体、食品、医療などの分野でも導入されていく。

 1999年、SONYがペット型ロボットAIBO(子犬型)を発売。
 2002年産総研の癒し動物型ロボット「パロ」をギネスブックが世界一の癒しロボットとして認定、2005年から一般向けに発売され、主に高齢者向け施設や病院などで利用されている。

 2000年、ホンダがヒューマノイドASIMO』を発表。身長120cm、体重52kgに小型・軽量化。階段や坂道もスムーズに歩行できる。
 2014年、ソフトバンクが世界初の『感情認識パーソナルロボット・Pepper』を発表。
2015年2月から税抜き19万8000円で一般販売。

 宇宙軍事極限作業用ロボット等の分野では米国が先を走っている。

家電としてのロボット
 2002年、アイロボット社が開発した家庭用ロボット掃除機『ルンバ』は毎年改良され、現在は世界50か国以上で販売されている。