コレステロール

 HDLコレステロール(善玉)とLDLコレステロール(悪玉)其物が生体に善悪の影響を与えるのではなく、肝臓から出る血流に有るのをLDLと言い、肝臓に入る血流に有るのをHDLと言うだけで、総コレステロール量の多少が健康に影響するのです。コレステロール其物は、生体が活動するのに不可欠な「部品」です。「悪玉コレステロール」の量は中性脂肪の量と比例していると言われます。

 中性脂肪が増えるとコレステロールも増えます。コレステロールが増える過ぎる原因は、早食い・間食・食べ過ぎ・飲み過ぎ・肥満・飽和脂肪酸を多く含んだ食品の摂り過ぎ・食物繊維の摂取不足・運動不足です。
 空腹時や食事の直後の運動は避け、心臓や肝臓などに病気のある人は医師のヘルスチェックを受けましょう。

 コレステロール値を低下させる作用が強いのは、腸内の胆汁酸を吸着し、体外に排出させる水溶性食物繊維です。水溶性の食物繊維は海藻や緑黄色野菜、茸、豆類などに豊富に含まれます。其他食品としては青魚・ムチン(ネバネバ野菜)・卵黄・穀物のフスマ・海苔・豚肉・アーモンド・胡桃・胡麻・オレンジ・コーヒー・赤ワイン等。