温暖化データ捏造

温暖化データ捏造
  IPCCは、元副大統領アル・ゴアとともに2007年、ノーベル平和賞を受賞した。

 事件は、2009年11月、IPCCの主要メンバーが所属する英・イースト・アングリア大学(UEA)の気候研究ユニット(CRU:Climatic Research Unit)が、何者かにハッキングされ、地球温暖化の研究に関連した電子メールと文書が公開されたことから始まった。
 これをクライメートゲート事件(気候研究ユニット・メール流出事件)という。
 アル・ゴアの著書『不都合な真実』は "IPCCの報告書" を基礎にしながら、地球温暖化に警鐘を鳴らし、自然環境を重視しない政府を批判して独自の政治的主張内容を伴っていた。
 IPCCがこれまでに発表してきた情報の中には嘘が掲載されているとした情報が温暖化懐疑派のホームページにアップされた、温暖化の及ぼす影響の発表に際して内容や数字を誇張していたことがリークされたのだ。
 ヒマラヤの氷河消滅には根拠が全く無く、オランダなどでは国土の半分ではなく26%が海になるという事実も明らかになった。これら環境の変化は深刻な問題であることに変わりは無いが、仮に温暖化の原因や予測がIPCCの都合によってある程度操作されたものならば各国がとるべき今後の対策は不透明となってしまう。