通学路

 2014年9月17日、通学路を歩いていた都道で、軽トラックが下校中だった小学3年の女の子に突っ込んで3人が死傷。http://mainichi.jp/articles/20140924/mog/00m/040/010000c。写真を見ると、車と人が同時に通行するには狭過ぎる道路です。

 この通学路というのは、以前から安全性が問題視されており、近隣の方々から、通学路のルート変更の要望が市役所へ提出されていたそうです。しかし、最初の要望提出からすでに13年も経過しているのにもかかわらず、通学路のルート変更は行われず、その代わりの対策として考えられるガードレール設置や、スクールゾーンを設けるなどといったことが、全く実施されておりません。http://autoc-one.jp/word/1050337/

 平成26年度 「早急に対策が必要な通学路危険箇所」の対応一覧
http://www.city.satsumasendai.lg.jp/www/contents/1458020051592/html/common/other/56e7c442006.pdf
を見ると、人口10万人の薩摩川内市だけで73カ所以上の危険箇所が有ります。全国の箇所を数えると幾つに成るんでしょうか。

 国土交通省の調査(2011年3月時点)によると、全国の国道と都道府県道で指定された通学路のうち、約3割には全く歩道が有りません。