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変死体

 警察庁が発表している死因が不明ないわゆる変死体は2004年度136,092人でその内、司法解剖された死体はわずか4,969体だった。明らかに犯罪によると見られる死体は1,528体で、犯罪による死体ではないか、と疑われる死体の数は12,448体だった。

 解剖されている変死体の外国との比較は国によって制度や考え方が多少は違うので、厳密な比較は出来ないものの、1988年の病理解剖を含む統計は、変死体の解剖率でハンガリー49%、スエーデン37%、フィンランド36%、イギリス24%、アメリカ12%、ドイツ4%、日本は4%。

 警察は犯罪率を下げたい事と、捜査が面倒な殺人事件はなるべく減らしたい、と言う思惑で、毎年多くの殺人事件が闇に葬られている。

 監察医制度のある都市での法医学の専門家は全国で150人だけ。 

 警察が見逃して、後で殺人事件になった事例は山ほどあるが一部を紹介すると、1998年の須坂で起こった毒ウーロン茶事件。長野県警は急性心臓死として火葬してしまったが、男性が買った同じスーパーで青酸カリ入りのウーロン茶が見つかり、犯罪が発覚した。
 以下、主立ったものだけでも10件を下らない。

 日本はまさに殺人天国、殺人犯が偶然自白したり、殺害を何度も繰り返すうちに発覚したりするが、多くの殺人事件の犯人である極悪人は警察の怠慢に感謝しつつ、のんびりと平穏な日々を送っている。
https://www.kyudan.com/opinion/kansatsui.htm から

 事情は一寸違いますが、つい最近も、警察が死刑確定囚の自白を丸1年余も無視し、週刊誌報道で慌てて再捜索、山中で遺体を発見した事件が有りました。