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疲労骨折

 日本スケート連盟は7日、フィギュアスケート女子の宮原知子(関大)が左股関節疲労骨折のため、今月に開かれる四大陸選手権(韓国・江陵カンヌ)と冬季アジア札幌大会を欠場すると発表した。読売プレミアム 2017年2月7日20時0分


 生理は止まる! 骨密度は老人並み!「女性アスリート外来」の現状 美談で済まない「女性アスリート」過酷の日々(4) http://www.dailyshincho.jp/article/2015/12130900/
■5割は疲労骨折
 2015年8月、日本産科婦人科学会は女子大生を中心とする1616名の選手を対象とする女性アスリートの現状を報告した。
 月経が無かったアスリートは、全国大会、地方大会出場レベルでも、一般の女子大生に比べ約3倍。際立っているのは、体重制限が厳しい、中・長距離や体操・新体操の選手。一般の女子大生に比べ、実に10倍近く、2割強が無月経となっている。「疲労骨折」の経験も、中・長距離選手では5割、体操・新体操選手でも3割を超えている。
 必要以上に体重が減ったり、過度なストレスがかかると女性ホルモンが低下。そのまま放置すれば骨量が減少して、若くても骨がスカスカになる骨粗鬆症となり、疲労骨折のリスクが高まる。
 「幼少からハードな運動をすると初経が遅れる。女性には身長が最も伸びる成長ピークがあり、1年後に初経を迎える。その後、骨量が増えて骨が強くなるが、本来は身長が伸びる時期にダイエットなど体重制限をすると、成長ホルモンが不足して月経が始まらず、骨も強くならない。そこで運動量が増すと、疲労骨折を起こしやすくなる。現場の指導者や親たちの中ではいまだに“無月経でも記録が良ければ”という声も聞かれ、選手たちは“太るとタイムが落ちるから”と食べない子も居る」
 疲労骨折のピークは16歳とされるため、宮本医師はまず食生活の改善を促す。
 競技を長く続けて行くためには、今からしっかり食べて生理が来て、折れない骨を作って体づくりをしてから、プロを目指した方が良い。
 親の教育熱もスポーツ界の若年化に拍車を掛ける。それが“金の卵”に及ぼす影響も危惧される。