事故

 学校の科学実験で最も事故例が多いのが、この水素発生の実験。発生すると多くの場合は致命的なケガや失明などに至り、一歩間違うと生徒の一生を左右する事故につながる。注意すべきは次の3点。①ガラス器具を使わない ②発生装置と火気を遮断する ③発生装置や点火装置の容積が小さい。

 ロケット実験の迫力は理科実験の醍醐味だが、多くはより強い刺激を追及するため、火薬の量を増やしたりすることによって事故が起きる。

 ドライアイスでは昭和30年代から事故の記録が残っている。近年、ガラス瓶がペットボトルに移行し危険な実験という認識が薄れており、大きな事故の原因となっている。蓋が無く開放されたナイロン袋などに直接ドライアイスと水を入れるなどして爆発を未然に防ぐ注意が欲しい。

 其他にも多くの種類の事故報告が有る。一口に言って、指導者の練度が要求される事に留意が欲しい。http://www.geocities.jp/hotei103/link1.htm より

 極最近、核施設で、26年間放ったらかしにされていた保存資料が扱いの途中で爆発し、係員が重度の被爆者となる事件が有りました。一寸古くは、1999年、東海村で臨界事故が発生し、本邦初の死者を出しています。