海嫌い

 レジャーが多様化したこととジョギングやマラソンを楽しむ人が増えていることも関係しているのか、当今の海水浴客は盛時の1/4だとか。

 10代の海嫌い、プール嫌いはここ数年の傾向で、その割合は他の年代の2~6倍以上で、何とか理由を付けて水泳の授業をサボる。理由のトップ3は

「日焼け」
 昭和41年に資生堂が打ち出したサマー化粧品キャンペーン「太陽に愛されよう」がヒットするなど小麦色の肌は、夏の肌色として市民権を得た。化粧品の広告「どんなに日焼けしたって平気。お肌がしっとりするオイルとパックが待っていますから。ちっとも日焼けしなくたって平気。きれいな小麦色になれるファンデーションが待っていますから」と、日焼け派はサンオイルで小麦色に、日焼けしたくない人までもブラウン系のファンデーションで小麦色になろうという時代だった。

「水着になるのが嫌だから/体型が気になる」
 傍目にはどうって事無いのに、自分では「太め」な裸体を曝すのが嫌というのが乙女心らしい。

「泳げないから」。
 人目に付かず秘密に水泳が上達する方法が無いかしら、残念ながら、有りません。