PCの進歩

 1884(明治17)年のエジソン効果から、1904(明治37)年にフレミングの2極管 (交流を直流にする整流作用) の発明となり、1906年にリー・ド・フォレストの3極管 (増幅作用) の発明となりました。此3極管の原理をヒーターと真空の不要な固体で代替し信頼性と小型化を極限に迄追求したのが現在の集積回路です。1946(昭和21)年完成の電算機「ENIAC」は約1.8万本の真空管を使い、総重量27トンで、現在のチップの様なメモリーは有りませんでした。

 初心者向け小型デスクトップ型のPC・MacLC520が1993(平成5)年7月21日に日本で発売されました。
 HDD(ハード・デスク・ドライブ=回転式デスク=)は500MB(メガ(10の6乗)バイト)でしたが、23年後の2016(平成28)年にはノート型でもHDDは1T(テラ(10の12乗)バイト)、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ=超小型メモリ式=)256GB (ギガ(10の9乗)バイト)の物が有ります。
 現在の最新電算機の性能はENIAC以来約60年で、演算能力は200万倍、消費電力は1/500に成りました。ビックリです。