テレクラ今昔物語

テレクラ今昔物語

 電話のコール音が不夜城から消えた。テレクラは過去の遺物か、それとも…? 東京都議選(2日投開票)で首都・東京の行方をめぐって、熾烈な選挙戦が繰り広げられている最中、新宿・歌舞伎町の「最後の1店舗」だったテレクラが6月25日を以て閉店した。様々な出会い系ツールの出現によって、一時代を築いたテレクラは消滅。時代の流れとして当然のことなのかも知れないが、テレクラは「本当に終わったサービス」なのか。いや、男女の出会い物語のロマンとして永遠に語り継がれていくはずだ。

「会ってみるまで容姿がわからないのはリスクが高い。ブスやババアが来たら最悪だよ。電話を待ち続けるしかないのも効率が良くない」

 風俗事情に詳しい男性は「90年代の第1次テレクラブームの時とは違って、今はテレクラで出くわす女の9割は売春目的。店の近くにスタンバイして、交渉が済めばすぐ“仕事”を出来るようにしている」と解説。そんなことは当然理解したうえで、スレていない女性との出会いに一縷の望みを託す男性がいる。

「良家の女子中高生は親から買い与えられたスマホで出会い系サイトへのアクセスが制限されている。なので、電話代の掛からないテレクラを使うことがある。それで女子高生と出会えたことがあります」(40代男性)

 出会いの“ロマン枠”である限り、テレクラは生き残り続ける。出会い系バーなどの無い地域ではまだ立派に活躍している。久しぶりに行ってみては如何だろうか。
http://news.livedoor.com/article/detail/13278176/ から

 数え方に依っては1万年前からある商売。形は変わっても永劫に続くのか。コロンブス辺りから難病が増えて、事実上「良家の子女が減った」と危機感を持つ人も。