ネット依存症


 中国科学院のHao Lei氏らが、Plos One誌に発表した研究報告で、35人の14歳から21歳までの男女に対してインターネット使用の状況を調査した結果、約半数の17名がインターネット依存症に該当しました。この17名の脳を画像診断で調べたところ、ネット依存が見られない集団に比べ、統計学的に有意に、脳内の眼窩前頭皮質と呼ばれる領域の「白質」に異常が認められたとの事です。「白質」とは簡単に言えば脳内の神経細胞から神経細胞へ情報が伝達していく通り道のこと。インターネット依存症のグループで異常が見られた領域は感情の生成や意思決定、認知の制御などに関連する領域です。此異常はアルコール依存症などでも見られる事が知られています。
https://allabout.co.jp/gm/gc/452585/

 オンラインゲームはネット依存症になるリスクが最も高いと言われています。ネット依存症の人は冷静な判断が出来ずに、ネットの世界が全てと成り現実と仮想世界の区別が付かなくなってしまう事さえ有ります。
 オンラインゲームの様に長時間同じ姿勢で同じ画面を見続けていると、前頭葉が萎縮する事が確認されています。前頭葉は感情をコントロールする役目も担っており、萎縮する事で正常な判断力を失います。此為自身の命を落としてしまう、子供を死なせてしまうという異常な事態も異常である事が解らなくなります。
 無趣味なのでついオンラインゲームに嵌る人も多いといいます。何もする事が無い、楽しい事が他に無いからオンラインゲームをしているなら、何か趣味を探してそれに挑戦してみるのも良い方法です。此場合はネットとは関係のない趣味に限定しましょう。
https://health-to-you.jp/dependence/nettoizonnintisyou87900/
⬆︎の様な忠告を容れられる様なら心配は要らないんですがねぇ・・・