山体崩壊


 地震に伴うものも有る。富士山では約2900年前に起きており、黒部ダム10杯分の土砂が流出したとされる。此時に噴火が有ったという証拠はなく、活断層が動いて発生したと考えられている。
 前兆を捉えるのが極めて難しく、最悪の場合は約40万人が巻き込まれるとの試算も。
 山体崩壊が起きる確率は向こう100年で2%とされている。噴火による降灰よりも、住民が被る損害は甚大だ。
 富士山に影響を与える地震が何時有っても可怪しく無い。警戒し過ぎて困る事は無い筈
http://news.livedoor.com/article/detail/13379814/ (2017.07.24)

 大沢崩れでは1日 大型ダンプカー48杯分の土砂が崩れ続けている。山体崩壊の危険性は無いのか。
 昔から富士山の土石流は麓の人々の生活を脅かし被害を与えて来た。最近では1972年(昭和47年)と1979年(昭和54年)に大きな土石流が発生し、潤井川を始め数多くの川に被害が出た。此様な災害を未然に防ぐ為に、大沢崩れの土石流を砂防ダムに依って食い止める工事が国土交通省富士山砂防事業として継続されており、現在は土石流による下流域の被害は殆ど無くなったとの事。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5481?page=3 (2015.10.14)

 富士山地表の直下でマグニチュードM7級の地震が起き、揺れで富士山の一部を崩壊させる恐れがある可能性が高い未知の断層が見付かった。地震の揺れで大規模な山崩れが発生し、山麓に甚大な複合災害を及ぼす恐れが有る。同様の災害は過去に繰り返し起きており、詳しい調査と防災対応の検討が必要だ。

 富士山は大規模な崩壊が約2万5千年間に4回起きており、東北地方の成層火山と比べて発生頻度は約10倍も高い。付近に活断層があることが原因らしい。
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/342.html (2012.05.21)