海外留学


 10年前は6割以上が、「積極的、もしくはできれば海外で働きたい」だったのが、2013年には「めっちゃ行きたい!」人が3割、「まぁ行けたらいいよねー」が1割ちょっと、「いや、俺はいいわ」ってのが6割。
 文部科学省の調査では2010年の日本人の海外留学者数は5万8060人と、ピークの04年より30.0%も減った。特に米国への留学生数の落ち込みが大きい。
 「英語力、家庭の経済状況、帰国後の就職不安」を理由に、多くが諦めるそうだ。
 「奨学金という名の借金を背負っている学生が多すぎ」るのと、「新卒・既卒3年縛りがあるから動きづらい」
 うちの大学は「海外留学を応援します☆」とか言ってるくせに、4年の夏に帰国したとき、「留学中の単位認定は3,4ヶ月かかるので、単位を取れてないことを前提に履修してください」とか言われましたしね。4年後期で在学留学だったのに鬼畜すぎ。
 リスクの割に、リターンが「自己満足」くらいなもの。若者が内向きになったんじゃなくて、現実見てるだけ。
 海外に飛び出すことは確かに人生で大きな糧になるでしょう。あくまで個人の自由。行きたければ行けばいい、行きたくなければ行く必要はないです。他人の言うことはムシでいきましょう。
http://www.amamiyashion.com/entry/1951144 ( 2016.03.17. 自称日➜独逃亡者)

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2017年08月19日付けのニューズウィーク日本版では「20代前半の若者の経験率も、この20年間で16.4%から12.9%に下がっている。このような変化を指して、国民(若者)の「海外離れ」などと言われている」とあります。
直近では米国への留学生数が随分落ち込み、代わって、中国からの留学生数がメッチャ多く成ったと一寸前のニュースに有りましたが、トランプの対中国政策の激変が何らかの変化を齎すのでしょうか。