北海道新幹線

 北海道新幹線が3月26日から走り始め、函館周辺から北海道各地でお祭りが始まりました。
 例の爺さんのお友達の父親が嘗て満鉄(国策会社南満州鉄道)に居らしたとかで、こんな資料を下さったのです。

 80年前の満鉄に、あじあ号という特急列車が有って、標準軌、最高速度130km/h、機関車は青色流線型のパシナ形、全長25.675m、車体幅3.362m、高さ4.8m、炭水車には石炭12t・水37tを積載、動輪直径は2m、手荷物郵便車を除き寝台車を始めとした全客車に当時世界でも類例のない試みである冷暖房装置完備でした。
 食堂車では白系ロシア人のウエイトレスがオリジナルの「あじあカクテル」を配り、最後尾に展望車1両が配備されてました。
 昭和29年当時日本で最速の特急列車だった「つばめ」は狭軌で最高速度129km/hで走っていました(狭軌・1,067mm)。
 イギリスでは1935年登場のA4型が203km/h(標準軌・1,435mm)の世界記録を出しました。