金色夜叉
北里大講師堀敬子の調査では金色夜叉の種本はバーサ・クレーの「 Weaker then A Woman」。日本橋丸善で購入と推定。北大名誉教授の亀井秀雄は「著作権やオリジナリティー観念不明確の当時は種本のアレンジに腕を競っていたが、無名の通俗小説が種本なのは興味深い」と。
古代からダイヤモンドに目が眩む女性は居た様で、現代の研究でも、排卵期の女性はそうでない時よりも「マッチョ」に惹かれるとか (ヘルスケア辞典)。
何時の頃からか、特定の期間は身動きがとれず、止む無くオスに寄り掛からざるを得ない状況がそうさせるのかも。
ネコ科の牝は育児期間は如何なる雄も近づけず並大抵の雄は恐れを為して引き下がるとも。
魚の中には雄の口中に卵を産み付けて後は知らん顔とか、雄の腹の袋に卵を産み付けて後は宜しくというのも居るし。
自然放射線被爆量
世界平均自然放射線被爆量は年間約2.4mSv(ミリ・シーベルト)
放射線による急性障害は一時的被爆線量が100mSvを超える場合
日本で、普通の食事に依る年間被爆線量は食物の平均放射能を100ベクレル/kg(水分、蛋白質、澱粉、脂肪、調味料、其他)として1.5mSv
白血病の発現ピークは被爆後凡そ5年後 (一時的被爆線量が500mSvを超える場合)
白血病以外の固形癌発現ピークは被爆後凡そ40年後
日常以外の被爆線量 mSv
胸部X線集団検診 0.05
東京—ニューヨーク往復 0.2
岐阜神奈川の自然線量 0.4
胃のX線集団検診 0.6
CTスキャン 6.9
ラムサール(イラン) 10.2
論者に依って数字に異同が有るので、⬆︎は飽く迄1例とします。
ホームレス
厚生労働省が毎年1回行っている発表では、2017年に日本のホームレス数5,534人。性別では男性5,168人、女性196人、不明170人。場所別では、河川が1,720人で、次いで公園1,273人、道路996人。2010年調査では1.3万人。
自分に障害がある事に気付かず、支援を受けられない侭ホームレスに成ってしまうケースが多い。
6割以上が鬱病や統合失調症など何らかの精神疾患を抱えており、1/3に知的障害が有り、調査で初めて自分に障害があると判った人が大半。
昔ルンペンと呼ばれたホームレスは「怠け者」「飲んだくれ」「好きでやっている人」などと謂われる事が有るが、決してそうでは無いのが実態。
☆ 語源・「ぼろ、浮浪者、悪漢」などを意味するドイツ語: lumpen。
例の爺さんが小学校の時に流行った歌の歌詞ですと。
♪僕はルンペン10年目、あの暗い土管の中で、蚤・南京虫ムシうじゃうじゃ
あぁルンペン生活辛いね。
入院
今回は、肝臓内の奴が中で2カ所に転移したので、其れを征伐する為。
退院日時は未定。
間違い日本語
調査の全問題合計の正答率が最も高かったのは20~30代。就職などの為、試験や面接に備えて懸命に学んだ人が多いのか。一方、一番間違いが目立ったのは50~60代。(引用者 : 何故だ!!! 正解はご存知と思いますので・・・)
<慣用句 似てるけど違う…>
◉1位 間が持たない 正答率14.3%
◉2位 足元をすくわれる 正答率14.7%
◉3位 声をあらげる 正答率24.3%
◉4位 采配を振るう 正答率29.6%
◉5位 新規巻き返し 正答率29.8%
◉6位 しかめつらしい 正答率31.0%
◉7位 怒り心頭に達する 正答率31.3%
◉8位 押しも押されぬ 正答率35.0%
◉9位 熱にうなされる
◉10位 目鼻が利く
<惜しい!! その読み方>
◉1位 いっせい一代(一世一代) 正答率24.4%
◉2位 きらぼしのごとく(綺羅星の如く) 正答率27.9%
◉3位 上意げたつ(上意下達) 正答率29.2%
◉4位 すどく(素読) 正答率46.4%
◉5位 じゅっしに余る(十指に余る) 正答率52.0%
◉6位 したづつみを打つ(舌鼓) 正答率63.0%
◉7位 はすに構える(斜に構える) 正答率64.4%
◉8位 だいがえ案(代替案) 正答率67.0%
◉9位 ありえる(あり得る) 正答率69.1%
◉10位 ねんぼう(年俸) 正答率74.1%
http://style.nikkei.com/article/DGXZZO89922720Q5A730C1000000?channel=DF260120166506&style=1 から
(「間違い日本語」でググったら14,500,000件ヒットしました)
漢方薬
「薬も毒の内」とは有名な格言ですが、漢方薬も用法を誤ると強い副作用が出ますから、ご用心。
小柴胡湯が肝炎に効くとして多様された時期が有りますが、 92年以降で副作用125人、19人が死亡し、2000年初頭に漸く使用禁止通達が出るという事件が有りました。
昔は初期の不定愁訴には能く効いたので「葛根湯」を使うのは薮医者との口碑も流行りました。
比較的副作用の弱い「甘草」でも、場合に依っては下記の様な症状が出ます。
顔や手の浮腫・尿量減少・体重増加・脱力感・筋力低下・筋肉痛・腓(こむら)返り・頭痛・逆上(のぼ)せ・肩こり・手足の痺れや強張り・嘔気・嘔吐・食欲不振等。
☆ ☆ ☆
もう何年にも成りますが、或全国ブランドの製薬会社から出ている顆粒状の漢方薬を、入院した病院の医師から薦められ服用したり、しなかったりです。
現在は専門の漢方医と対面して薬の案配を決めるのが殆ど不可能なので、薬剤師と色々相談の上で、効能書と副作用説明書と自分の体調を注意深く確かめて服用のタイミングを測る他に手段は無いのでしょう。