延伸

 北海道新幹線開業後9日間の指定席予約率は約25%、JR北海道は鉄道事業全体で年約400億円の営業赤字を抱え乍ら、開業当初の3年間は年平均48億円の赤字が見込まれ、理由は、利用者が空路より新幹線を選ぶ目安とされる「4時間切り」が当面見送られたからだとか。
 北海道新幹線は30年度迄に札幌への延伸を目指してます。その整備費1兆6700億円の支弁方法や、延伸完了迄の札幌駅と周辺の扱い、延伸に伴う在来線の扱い、途中まで完成した時に営業延伸地点を漸次進めるか否か、貨物を一定時間止めトラック便にして「快速列車」が出来るか等、様々な要因の本格検討はこれからです。