母子手帳


昭和12 (1937) 年、母子保健法施行、妊産婦手帳交付。戦時体制下の極端な人口増加施策の一環で、出産〜保育の環境が著しく急速に整備されました。
昭和23 (1948) 年、母子手帳に衣替え、内容の充実が図られました。
昭和42 (1967) 年、母子健康手帳に衣替えしました。
昭和56 (1981) 年、成長記録が書き込める方式へ変更されました。
平成3 (1991) 年、都道府県交付から市町村交付へと変更されました。

 昭和55 (1980) 年代にJICAの研修で日本を訪れたインドネシア人の医師が、母子健康への貢献に着目し、母国での普及を思い立ちました。
 昭和63 (1998) 年から「母と子の健康手帳プロジェクト」として普及が進められました。
 インドネシア版の母子健康手帳は、日本の手帳と比べて大型(A5)で、イラストを多用し、例え文盲の母親が存在したとしても理解できる様に工夫されており、簡易な育児書としても活用できる様工夫されています。JICAでは、メキシコやパレスチナでの普及に着手。孰れはアフリカ諸国も視野に入れた普及を目指しています。