自転車の歴史

 

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ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」と謂われる草稿集に落書きされたという自転車のスケッチ。誰が落書きしたのかは知られていません。
 一見、チェーン駆動系を使用しているかに見えるので、落書きした人の発想であれば尚更にミステリアスですね。

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 文久元 (1861) 年ピエール・ミショーがオリビエ兄弟から出資を受けて製造販売を始め、初めて工業製品として量産された自転車ミショー型ベロシペード。

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 明治3 (1870) 年頃、スポーツ用に特化したペニー・ファージング型自転車。前輪直径が1.5メートルを超えるものも出現しました。

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明治12 (1879) 年、イギリスのローソンがチェーンを付けて後輪を回す仕組みを発明し、「ビシクレット」と名付け、明治18 (1885) 年には、イギリスのスターレーが前輪と後輪の大きさが同じ「ローバー」を発明。現在の自転車の元祖となりました。1888年にジョン・ボイド・ダンロップが空気入りタイヤを実用化し、この発明はすぐに自転車に使用され、乗り心地と速度の大幅な向上をもたらしました。その後フリーホイール機構が普及し、自転車の基本がほぼ完成されました。