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薬害エイズ事件

 昭和55 (1980) 年代、主に血友病患者に対し、加熱などでウイルスを不活性化しなかった血液凝固因子製剤を治療に使用し、多数のHIV感染者およびエイズ患者を生み出した事件。薬害被害は世界的に起こりましたが、日本では全血友病患者の約4割にあたる1800人がHIVに感染し、うち約600人以上が死亡していると謂われます。

 昭和57 (1982) 年、エイズが血液非加熱製剤を通じて伝染する可能性が高いと、アメリカの疾病予防センター・CDCが警告を発したので、欧米諸国では即刻、非加熱製剤の回収に努力しましたが、日本では其対応が大幅に遅れました。
 平成8 (1996) 年「ミドリ十字ルート」「厚生省ルート」「帝京大学ルート」での業務上過失致死罪として関係者逮捕。
 平成17 (2005) 年「ミドリ十字ルート」元社長2人実刑判決が確定。「厚生省ルート」で村松被告の有罪確定。「帝京大学ルート」は被告の帝京大安部医師が2005年、裁判中に死亡、控訴棄却。