性犯罪

    長野県「淫行条例」を巡る動き

 淫行処罰条例を持たない故に、ネット上では「女の子と遊ぶなら長野県」と書き込まれる不本意な“風評被害”も。大人のモラル低下も相俟って、県はこれまでの健全育成施策の見直しを迫られる形となった。
 長野県の阿部知事は、県として条例を制定する方向で取り組む方針を示し、「ネットや携帯電話が普及する中で子供の性被害が増え、看過できない状況にある」と強調した。

1960~70年代 淫行の処罰規定を設けた条例が全国に広がる中、当時の西沢権一郎知事が「条例に頼らず住民一丸となって青少年を守る」方針を掲げる

2013~2014年 県が外部有識者による「子どもを性被害等から守る専門委員会」を設置「条例は必要」との提言を受ける
2015年2月     県民の議論を深めるため、条例モデルの検討会を設置
2015年9月     検討会が条例モデルを公表、阿部知事が県議会で「県民の理解を得られれば」条例を制定する方針を示す
2015年11月     阿部知事が条例制定の是非について県議会2月定例会迄に判断すると表明
2016年7月1日 漸く条例が県議会で可決、成立したが、県民の間などでは賛否が大きく割れた。  http://www.iza.ne.jp/topics/politics/politics-9130-m.html

 2017年6月16日、性犯罪の「親告罪」規定が撤廃されました。
被害者の減少、被害告発の増加が期待されますが・・・