地名と津波被害

■地名に残る津波被害

・大船沢 おおふなさわ(宮城県南三陸町
海岸から可成り奥の場所だが、津波で此処まで大船が流れて来た。

・浪分神社 なみわけじんじゃ (宮城県仙台市
津波が、この地点で二手に分かれて引いて行った事が由来。因みに、今回の東日本大震災でも助かった。

 此様に、過去の災害に危険性を警告した地名が幾つも有るのだ。こういった例は何も三陸地方だけでなく、日本各地に見られる。然し、せっかく先祖が残した過去の災害に危険性を伝える地名も、現代において、市町村合併など様々な理由から消えている場合も多いという……。

「天災は忘れた頃にやって来る」
 これは、物理学者・随筆家の寺田寅彦が発した有名な警句である。震災の記憶が薄れかかっている今だからこそ、「先人の知恵」に思いを馳せるべきなのではなかろうか? 
http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201703_3116_1000.html?_p=3

 

給食に異物

給食に異物、同じ業者が過去にも5件…公表せず
2017年7月11日9時44分
 北海道岩見沢市の小中学校の給食で米飯にカビや細菌など異物が混入していた問題で、2011~15年にも米飯やパンに計5件、異物の混入があったことが10日、わかった。
 調理したのは今回と同じ市内の委託業者だったといい、健康被害はなかった。だが、市教委は事態を公表せず、この業者の給食への供給も停止しなかった。
 11年11月~12年1月、小学校2校と中学校1校の給食の米飯に黒色の異物が見つかった。市教委は分析を行うように要請したが、業者は対応を取らず、具体的な異物の内容は不明のままだった。さらに異物が見つかったのは15年5月。中学校1校で給食の米飯に黒色の異物が見つかり、この時は業者が検査機関に分析を依頼し、異物について「カビを主体とするもの」とする内容の報告書を作ったが、市教委に提出しなかったという。
 その後、同年9月に給食のパンの中から黒色の異物が見つかり、業者が検査機関に分析を依頼。異物について「カビやでんぷんを主体とするもの」とする内容の報告書を市教委に提出したが、市教委の課長級でとどまり、教育長に知らせていなかったとしている。
 市教委の山下修・教育部長は「当時の公表基準が明確ではなかった」と理由を説明。業者への指導を徹底せず、教育長に報告しなかったことについては「適切な対応ではなく、責任感が欠如していた。今後は『発生』から『結果』までを教育長に報告することを徹底したい」と語った。
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170711-118-OYT1T50016/list_SHAKAI

 

津波と神社

津波被害を免れた神社

 2011年3月11日、三陸沖を震源とするM9、最大震度7の巨大地震が起こった。それに伴い発生した津波の高さは、局所的に観測史上最大の40.4mを記録。「1000年に1度」の巨大津波により、太平洋沿岸は壊滅的な被害を受けた。だが、ほとんどの神社が津波から助かったのだという。

 熊谷航氏は、海洋調査の仕事をしている。そして震災後、津波浸水域の被災状況を調査していくうちに「神社が浸水線のギリギリで助かっている」という事実に気付いた。

 沿岸沿いであっても、来歴が分からないほど古い神社は津波の被害を受けていなかったそうだ。然し、比較的新しい年代に建てられた神社は被害を受けていたともいう。是には貞観津波が神社の立地に関係しているという。古くからある神社は、実は震災の記憶と警告メッセージを伝えていたのである。

http://tocana.jp/i/2017/03/post_12594_entry.html から

 

災害要注意地名

災害要注意地名で下記等が有名です。

芥川︰三角州、低湿地。
池・沼・草︰低湿地。
梅︰埋立地
倉︰急斜面。
嶋︰三角州。
新田︰開墾低地・湿地。
俣︰合流点。
緑︰液状化経験地、川崖。
滝︰山津波
谷地︰谷底。

谷地沼、深川等如何にもの地名も有り、特に要注意は「日の出」等、新開地の「目出度い」地名だとか。⬇︎のURL等には仰山な事例が在ります。
http://www.hi-net.zaq.ne.jp/nap-support/1timeitosaigai.pdf
http://www.gov-online.go.jp/cam/bousai2015/city/name.html

 

クローン病

 クローン病と言うのが有ります。経口栄養が不能なので専らチューブ栄養に頼らざるを得ない人も居ます。若者に多く、札幌では此患者の作る「絶食ブラザーズ」と言うバンドがCDを出しました。運が悪いと何回も、潰瘍に成った腸の除去手術が必要と言います。岸洋子の罹った膠原病も有名ですが、何にせよ、治療法の確立されて居ない病気に罹る人には気の毒で言葉も有りません。
 障害と言えば一部人体部位の欠損・故障も病気も、正常な生活に不便と言う意味からは全てを障害と呼ぶ方が判り易いでしょう。私の近眼も障害の一種です。眼鏡を掛ければ近眼は障害でなくなりますが、眼鏡を掛けた侭で沼に飛び込んで水中に紛失したり、コンタクトを落としたりすれば立ち所に障害が自覚されます。眼鏡を額に上に上げた侭で「眼鏡が無い」と騒ぐ人も居るとか。全て障害は何らかの方法で補償されれば、不便を伴っても程度の違いは有っても、生活の障害は軽く成りますが、臓器移植の様に深刻な問題を抱える補償方法も有るので人々は悩みます。
 最近は義足のアスリートで、健常者よりも運動に有利という解釈が一部に有る様ですが、健常者より多くの訓練を要すると思われるし、装着部の痛み等を無いものと考えるのは如何なものでしょうね。

 

聖墳墓教会

 エルサレム旧市街にはユダヤ教イスラム教の聖地と並び、キリスト教の聖地「聖墳墓教会」がある。キリストの墓とされる場所に建つこの教会には複数の宗派が共存しており、鍵を管理しているのは「1187年以来、何代も続くイスラム教徒の2つの家族」だ。なぜキリスト教徒の聖地の鍵をイスラム教徒が受け継いでいるのか。現在の鍵の管理者の1人、ワジー・ヌセイべさん(67)に聞いた。

 聖墳墓教会カトリック教会やギリシャ正教会コプト正教会などが共同で使用しており、内部には各宗派がそれぞれ独自に管理する区域がある。

 教会の入り口にいたヌセイベさんは、「宗派の間でいさかいがしばしば起きるため、中立の立場のイスラム教徒である私の祖先が鍵の管理を委ねられた」と話した。

 鍵はヌセイベ一族と、もう一つのイスラム教の一族が共同で管理。夏は毎朝5時、冬は4時に門の鍵を開けた後、各宗派の聖職者が入るのだという。

 父親から鍵の管理を受け継いでから35年。「いずれは31歳になった子供に仕事を明け渡す」。ヌセイベさんは、この教会を5月に訪れたトランプ米大統領のほか、ローマ法王フランシスコとの写真などをみせながら語った。
http://www.sankei.com/world/news/170625/wor1706250021-n2.html
http://redd.it/26ds0g

 

肥満患者

お医者さんの愚痴


 脂肪の多寡に関わらず手術料金は同じ。然し肥満体の場合は、採血にしろ心電図、注射でも痩身の患者より余計に手間が掛かる。「脂肪加算料金が欲しい」

或病院の意見


 ① 点滴が難しい ② 血圧が測り難い ③ 気管挿管が難しい ④ 脊椎麻酔・硬膜外麻酔も難しい ⑤ 肺合併症が起き易い ⑥ 手術自体も難しくなり、長時間になる ⑦ 手術終了後の移動が困難:手術室スタッフ一人で、腰に無理なく担当できる重量は約10kg

 良い事は一つも有りません。密かに「肥満は安全な手術の敵!」と言われる所以です。