古代医療2

瀉血
 昔は蛭を使ったりしてました。現代の東京でも遣っています。カップを使う遣り方です。肩凝り・腰痛に効き、爽快感は、人に依っては1週間続くとか。施術の跡が1週間続く事も有るそうです。
 献血も似た効果が有るという人も居ます。

形成外科
 古くはルネサンス時代に始まり、WW1で戦傷対策として発展、一定の地位を占めました。
 日本では昭和31 (1956) 年、東京大学整形外科の中に形成外科特別診療班が作られ診療が始められたのが最初ですが、未だに標榜科として診療していない大学病院も有ります。

蛆治療
 負傷部位に無菌培養した蛆虫を配置、化膿・潰瘍部分だけを食べさせて治癒期間の短縮を図る方法。同時に蛆が分泌する抗菌物質によって殺菌も行われます。数千年の歴史が有るそうです。
 2004年に米国のFDA(食品医薬品局)が医療用蛆を認可したことがきっかけで、マゴットセラピー (蛆の食性を利用する壊死組織除去療法) を用いる医療施設が世界中に増加しました。