ワープロ
ワープロのピークは1989(平成元)年271万台、1995(平成7)年は188万台で、文章作成の主力は徐々にパソコンに移りました。東芝のワープロ専用機サポートも2006(平成8)年3月末で終了しました。
1978(昭和53)年、東芝が初の日本語ワードプロセッサJW-10を発表しました。これはワープロ専用機で、価格は630万円でした。1985(昭和60)年頃のワープロ平均価格は20万円以下になりました。
1995(平成7)年のWindow95に搭載されたWord/IME がワープロへの脅威となり1999 (平成11)年にはパソコンの売上がワープロ専用機の売上を逆転、2001年までにワープロは製造が中止されました。企業内での文書作成も、一般のビジネスソフトと市販プリンタで代替されて行き姿を消しました。
今でも、ワード等の機能はワープロ時代に培われた機能を一部踏襲しています。