タバコ

 2019年度に建て替えられる青森県十和田市役所新庁舎の基本設計案が11日、市議会全員協議会で示されましたが、市側が「新庁舎内に喫煙室を設置する予定はない」とした答弁を巡り、一部議員から異論が相次ぎました。
 昔、タバコ嫌いな癌研の平山雄が英医師会雑誌に投稿した「受動喫煙の可能性」は1984年の国際会議で「平山論文は科学的証拠に欠ける仮説に留まる」と結論されています。 平山は其の後、折からの米国での「嫌煙運動」と、それに便乗したWHOのキャンペーンに巧く乗り「タバコ肺癌原因説・禁煙運動」の「雄」と成ったという意見が有ります。
 事の当否は能く解らないのですが、二つだけ可怪しいと思う一つは、日本での喫煙率の急降下と肺癌の急増です。もう一つは、禁煙運動の盛んな米国がタバコの輸出を禁止していない事実です。私自身は「分煙賛成」の立場ですが、此二つの疑問に納得が行く答えを下さる人が居られたら、と常々思っております。