メガソーラー

メガソーラー建設、住民から苦情相次ぐ

 鹿児島県霧島市牧園町の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設で、県が当初許可した計画とは異なる開発が行われ、近隣住民から苦情が相次いでいる。民家が並ぶ建設地の南側に防風林を整備する計画だったが、実行されず、標高差が34mある北側から南側に風が吹き下ろす状況になったためだ。急きょ防風フェンスが設置されたが、4月に強風で吹き飛んだ。「台風が来たらどうなるのか」。住民は不安を募らせる。

 業者は建設地の南側に住む会社員男性(58)から風や騒音の苦情を受けて今年2月、高さ約5mの防風フェンス兼防音シートを約80mにわたって設置。ところが4月10日、強風で吹き飛び骨組みだけになった。
http://news.livedoor.com/article/detail/13206924/

 ソフトバンクグループのSBエナジー(東京・港)と三菱UFJリースは1日、道南の八雲町に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。電力を安定させる蓄電池を設け、蓄電池を併設するメガソーラーとしては国内最大級という。

 出力は10万2300キロワット。年間発電量は一般家庭約2万8千世帯の年間消費量に相当する約1億68万2000キロワット時を見込む。2018年4月に着工し、20年度中に運転を始める予定。

 メガソーラーは別の企業2社が所有する132万平方メートルの土地に設置する。発電された電力は北海道電力に売電する。北電の要請を受けて発電所内に大型蓄電池を併設する。蓄電池があるため出力が多すぎたり少なすぎたりしても安定出力で売電できる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22998830R01C17A1L41000/