仮釈放

暑い盛りに異常痛を覚え胃腸院に行って検査。

10数年前に胃全摘時の食道・小腸吻合部に発癌、通路の半分を塞いでいたので、医師の心当たりに転院。

諸種の理由で手術不適応で抗癌剤放射線(何者?)の2段構え治療2ヶ月少々で目出度く仮退院、繋がれっ放しの点滴棒ともお別れ。20日程後に検査、結果で再入院か様子見かが決まる。

稲作の神様

 「原先生に来ていただくと、みんな豊かになるそうだ」「『幸せの苗』の作り方をぜひとも教えてもらいたい」。北海道岩見沢市出身の原正市さんが、北海道の稲作技術を中国に伝え始めてまもなく、中国全土からこのような声が沸き起こったと言い伝えられています。
 原正市さんは、1917年に、岩見沢市の農家に生まれました。北海道庁に勤務した後、北海道農業協同組合中央会で農業関係の事務を担当していた1979年に、農業視察団の副団長として初めて中国を訪問しました。

 文化大革命から日が浅い頃の中国の農村風景を目のあたりにし、「ほんの少しの技術協力で中国の米の収量は変わるはずだ」と、退職後の1982年、64歳で北海道黒竜江省科学技術協会の中国派遣団に加わり、以来、2002年に85歳で亡くなる直前まで、中国での稲作指導にその生涯を捧げました。21年間で訪中した回数は63回、黒竜江省をはじめ25省151県をほとんどボランティア活動で訪問しました。

 最初の指導を行った寒冷地の黒竜江省で、14倍の収量を挙げたことから、北京などの華北地方、さらに華中地方、亜熱帯の広東地方まで広がり、最後には海南島に上陸するなど、中国全土の水稲作付面積の50%以上で実践され、米が1300万トン以上増産されました。

 靴を脱ぎ裸足になって田に入り、身をかがめて手で土をすくった原さんを遠巻きに見た農民たちから驚きの声があがり、泥だらけの原さんの姿に「この人こそ真の農業指導者だ」「真の技術者だ」という評判が視察団の行く先々にまで伝えられました。

 原さんが伝えた稲作技術が、中国で急速に普及し収量も格段に増え続けたことから、中国から数々の栄誉ある賞が贈られました。1992年には、中国の社会開発、経済、科学技術、教育、文化などの発展に貢献した外国人に与えられる最高の賞である『中国国家友誼賞』と、李鵬首相からの『栄誉証』が贈られました。さらに、1996年には『中国国際科学技術合作賞』が贈られています。

○巡回地域:中国33行政区(市・省・自治区)のうち30行政区

黒竜江省吉林省遼寧省・河北省・山西省陝西省甘粛省寧夏回族自治区新疆ウイグル自治区内モンゴル自治区北京市天津市四川省重慶市湖北省湖南省貴州省江西省江蘇省上海市浙江省福建省広東省広西チワン族自治区雲南省海南省安徽省山東省・河南省・香港
http://www2.hiecc.or.jp/hokkaido-china.jca40/story/story03.html から

 

オランダの飾り窓

風俗嬢が訴えた『メッセージ』 客が言葉を失った其内容とは
2017年8月10日 14時26分

 観光客の多くは、飾り窓地区で働く女性が抱える『闇』を知りません。

 赤いネオンに照らされた部屋の中には、ガラス越しに通行人を眺める女性たちの姿が。すると急に1人…また1人と踊りだし、キレのあるダンスパフォーマンスを繰り広げ始めました。思わず足を止める人や一緒になって踊りだす人など盛り上がる通行人。パフォーマンス終了後には、大きな拍手が沸き起こります。

 しかし次の瞬間…。

 「毎年、何千人もの女性が、ダンサーとしてのキャリアを約束されて、西ヨーロッパへやって来ます。しかし、彼女たちはいま、ここに居ます。人身売買を止めましょう。人は売り買いされるべきではありません。」

 スクリーンに映し出されたメッセージは、人身売買の現実を突きつけるもの。その内容に、通行人は言葉を失います。悲しいことに、こうした人身売買はヨーロッパだけでなく、世界各国で起こっているのが現実です。また、被害者の多くは騙されて連れて来られたにも関わらず、不当な扱いにじっと耐えるしか無いのです。
 他人事だと片付けず、社会全体で守っていく為には、まず私たち一人ひとりが、人身売買の現実を知る事なのではないでしょうか。

[文・構成/grape編集部]
http://news.livedoor.com/article/detail/13461135/

 

便漏れ

 ユニ・チャーム(東京)は「成人の5人に1人に便漏れ経験がある」との調査結果を発表し、軽い便漏れに自分で対処できる専用パッドを初めて商品化、5月からネット販売を始めた。医療分野では3月に標準的な治療の進め方を定めた「便失禁診療ガイドライン」が出来上がり、治療法選択の幅も広がってきた。

 ユニ・チャームが2月、20~79歳の男女2万人を対象にネットを通じて行った調査では「最近6カ月以内に便もれを経験したか」(下着への少量の便付着を含む)との問いに「ある」と答えた人は19.6%だった。経験者を男女別にみると男性22.7%、女性が16.5%。年代では20~330代が21.3%、40~50代が19.3%、60~70代が18.4%で、男性や若年層でも多いという結果だった。

 便失禁に詳しい「みぶ博多駅前クリニック」(福岡市)の壬生隆一院長によると、便が漏れる病因は(1)加齢による括約筋の衰え(2)出産時の括約筋や神経損傷(3)直腸がん手術の影響-が多い。ただこうした原因に心当たりがない若い人や働き盛りの世代でも、ストレスなどで便通異常を繰り返す過敏性腸症候群(IBS)などが便漏れにつながる可能性があるという。しかも症状が比較的軽い場合は、病院を受診する人が少ないので実態把握は難しい。

 治療は比較的軽度の症状なら、便の硬さを調節する飲み薬、肛門周りの筋肉をうまく使えるようにする骨盤底筋体操などで、大半が改善できるという。2014年には新たに、骨盤内の神経を電気刺激する「仙骨神経刺激療法」の保険適用も始まり、高い効果が期待されている。

 「恥ずかしい」「病院に行くほどでもない」と思いがちな「便漏れ」。壬生院長は「便漏れは放っておいて治るものではない。適切な診察と治療で完治できる」と、早期の治療を促している。

 ▼介護用でなく自分でケアする人向けの便漏れパッドは日本で初めてという。臭いの原因成分を吸収する構造で消臭に特化、直径13cmの小型パッドを下着の汚れが気になる部分へ装着し、汚れをカバーする。希望小売価格は10枚で498円。問い合わせ=0120-041062

=2017/06/17付 西日本新聞朝刊=
http://news.livedoor.com/article/detail/13215590/