聖母

 2017年5月13日、カトリックの指導者であるフランシスコ教皇がファティマを訪問した帰途、メジュゴリエの聖母出現に対して疑念を表明したことが報じられ
(http://www.afpbb.com/articles/-/3128159)、騒ぎになった。

有名な聖母の出現
1830年、パリ真ん中、世界最古のデパートであるボン・マルシェ真横の奇跡のメダル教会女子修道院に。
1846年、フランス、アルプスラ・サレットの高地で牧童2人の前に。
1858年、(フランス、ルルドで14歳の少女の前に出現。お告げ通りに泉が湧いた。
1871年、(フランス、ポンマンで。聖母が上空に出現し、子供たちに文字でメッセージを伝えた。
1879年、アイルランド、クノックで聖ヨセフと聖ヨハネと共に。
1917年、ポルトガル、ファティマで。3人の子供たちにメッセージを託した。

1981年6月、ボスニア・ヘルツェゴビナ南部の小さな村、ビヤコビチ村にある岩山の中腹に聖母マリアが出現し、メッセージを与えたという。聖母を見たのは地元の6人の若者たちだ。これは、教会のある隣村の名をとって「メジュゴリエの聖母出現」と呼ばれるようになる。
 見神者たちはすっかり成長したが、相変わらず聖母を見続けているという。しかも、見神者は公開の場で聖母からメッセージを受け取り、その動画が配信される。
 聖母のメッセージは各国語に翻訳されて、ブログやツイッターなどを通じて世界中に拡散される。こうして、メジュゴリエは、カトリックの聖地の中でも特に知られる国際的な聖地となり、毎年100万人の巡礼者が訪れている。

 2017年はファティマの聖母出現から100周年にあたり、フランシスコ教皇はその記念行事のために同地へ赴いていた。教皇が疑念を表明した理由は詳らかでない。
https://ヤフコメ.com/comments.html/20170521-00051801-gendaibiz-bus_all から