パイプオルガン
日本最初のパイプオルガンを輸入したのが、紀州徳川家16代当主の徳川頼貞です。
東京の上野公園の片隅に残る、旧東京音楽学校奏楽堂(重文)に、今もそのパイプオルガンがあり、現役です。
ヤマハとパイプオルガン
1900年頃 パイプオルガン研究に着手。
1920年 南葵音楽堂オルガン設置に参加。
1928年 関東大震災で損壊した南葵音楽堂から、旧東京音楽学校奏楽堂へパイプオルガンが寄贈される。解体、修復、復元の全ての工程を、日本楽器技術者が担当。
1929年 東京麹町東郷坂独逸教会に、ワルカー社製オルガン設置。
1932年 東京本郷の聖テモテ教会に、日本楽器技師達による、我が国最初の国産パイプオルガンを建造。(2段鍵盤8ストップ)
1934年 東京音楽学校にパイプオルガン建造。(2段鍵盤8ストップ)
2013年9月24,25日フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団がソウルで公演の運びに。然し、同管弦楽団が演奏するソウルの「芸術の殿堂」コンサートホールにはパイプオルガンが無い。韓国の観客はサンサーンスの交響曲「オルガン付き」をパイプオルガンではなく電子オルガンで観賞した。
「らしい」のですが、後日譚が見つかりませんでした。