ジビエ

ジビエ
 私の日常は以前とまったく変っていません。変わらずにジビエを素材として提供する
飲食店を営み、時期になれば、爺なりに野山を駆けずり回っています。

 金の亡者の如く、ジビエを肴に欲を喰らう者が増え過ぎています。其1つに鉛弾の問題が有ります。
 法の縛りの無い本州以南については敢えて非鉛弾を使う狩猟者はごく僅か・・・
 鉛弾使用撤廃の動きは狩猟界全体で言うと無いに等しいのが現状です。
 身体に悪い鉛弾を使って捕獲された個体の一部が犬用のペットフードとして加工され流通しています。
 行政そのものも狩猟者自体もそこを全く改善しようとはしません。

 知り合いのA氏が使用した、そうした一種のダムダム弾被弾猪の体の一部からは、155グレインあった弾頭のわずか68.6グレイン程度の残留物しか摘出来ませんでした。
 もしかすると細かい残留物は肉中に見逃され食肉として人体に取り込まれている・・・
 A氏の生活圏内にある銃砲店では銅弾頭其物が取り扱われていないというコトでした。

 自然界に於いては放棄された内臓や被弾箇所を猛禽類や野生動物等が摂取している可能性が極めて濃厚です

 有害鳥獣駆除講習会に参加すると一頭に付き1万円ほどの報酬が貰えるという説明はなされたが鉛の有害性や環境負荷などの説明は微塵も無く其大半は既存の法律をなぞる説明と楽しく安全に狩猟をしましょうと等に終始していたというコトでした。
https://blogs.yahoo.co.jp/japangibier/36366078.html から